プログラムの実行前にチャート履歴の長さを手動で変更することは可能ですが、プログラム的に変更する方法はありません。履歴ポイントの最大数が分かっている場合は、表示される履歴ポイントの数を設定できます。
下記の2つのプロパティノードを使用して、波形チャートに表示されている現在の値を設定します。
- Xスケール>>範囲>>最大値
- Xスケール>>範囲>>最小値
X軸は、チャート履歴内にある要素のインデックスを表示しています。表示するポイント数を制限するには、最大値を最新のインデックスに設定し、必要な値の数を減算してこれを最小値に設定します。この方法のサンプルVIが下記に添付されています。
メモ: .これは、チャートデータバッファに格納されているデータを変更するのではなく、チャートに表示されるデータだけを変更します。
別の方法としてプログラムを実行する前に、チャート履歴バッファのデータポイント数を変更することができます。
- プロントパネルにある波形チャートを右クリックして、チャート履歴の長さ...を選択します。
- チャート履歴の長さポップアップウィンドウでチャート履歴バッファに保存するデータポイントの数を変更します。
Additional Information
プログラム的にチャート履歴の長さを変更する方法がないのは、プログラムが実行される前にLabVIEWがチャートにメモリを割り当てるためであり、実行時にプログラムでそれ以上メモリを割り当てる方法がないためです。