LabVIEWでウェブサイトからHTMLコードを読み取る

更新しました Oct 26, 2023

環境

ソフトウェア

  • LabVIEW

LabVIEWを使用してウェブサイトから生のHTMLデータを読みたいです。LabVIEWでどのような機能を利用できますか?

LabVIEWのHTTP VIを使用してウェブサイトから生のHTMLデータを読み取ることができます。これらのVIは、データ通信>>プロトコル>>HTTPクライアントの関数パレットにあります。特定のウェブサイトからHTMLソースコード全体を読み取るには、以下の手順をおこないます。
 

  1. ブロックダイアグラムを右クリックして、データ通信>>プロトコル>>HTTPクライアント>>ハンドルを開くVIを選択します。

     
  2. 関数パレットからデータ通信>>プロトコル>>HTTPクライアント>>GET VIをダイアグラムに配置します。 クライアントハンドルをハンドルを開くVIからGET VIのクライアントハンドル入力端子に配線します。次に、URL端子を右クリックして、作成>>定数または作成>>制御器を選択し、空の文字列定数または制御器を作成します。取得しようとしているHTMLコードを含むウェブサイトのURLを挿入します。

     
  3. 関数パレットからデータ通信>>プロトコル>>HTTPクライアント>>ハンドルを閉じるVIをダイアグラムに配置します。クライアントハンドルをGET VIからハンドルを閉じるVIのクライアントハンドル入力端子に配線します。さらに、3つのHTTP VI間でエラークラスタを接続します。

     
  4. GET VIの本文出力に、ウェブサイトからHTMLデータが出力されます。

Additional Information

文字列パレットの関数を使用してHTMLコードを解析し、有用なデータを抽出します。これを行うのに便利な関数の1つは、文字列>>パターンで一致です。

HTTPリクエストにヘッダを追加または変更する必要がある場合は、データ通信>>プロトコル>>HTTPクライアント>>ヘッダ>>ヘッダ サブパレットにあるヘッダを追加VIを使用できます。