VI実行後にExcelへグラフデータをエクスポートする

更新しました Aug 18, 2023

環境

ソフトウェア

  • LabVIEW Professional
  • LabVIEW Base
  • LabVIEW Full

VIを実行した後、グラフもしくはチャートに表示されているデータをExcelにエクスポートしたいです。どうすればよいですか?

LabVIEW 2010以降では、グラフやチャートにあるデータをエクスポートする機能が搭載されています。
  1. 波形グラフもしくは波形チャートを右クリックします。
  2. エクスポート>>データをExcelにエクスポートを選択します。(選択すると、自動的にExcelを起動してデータをワークシートへエクスポートします。)
  3. Excelワークブックを任意の場所に保存します。



LabVIEW 2009以前では、直接データをExcelにエクスポートする機能はありません。データをエクスポートするには、以下の手順をおこないます。
  1. 波形グラフもしくは波形チャートを右クリックします。
  2. データ操作>>データをコピーを選択します。
  3. ファイル>>新規VIを選択して、新しいVIを開きます。
  4. 編集>>貼り付けを選択して、新規VIにデータを貼り付けます。新規VIのフロントパネルにコピーした波形グラフもしくは波形チャートが表示されるはずです。
  5. 新規VIのダイアグラムで波形グラフもしくは波形チャートのオブジェクトを右クリックして制御器に変更を選択します。
  6. これで、Excelに書き込むすべてのVIにこの制御器を配線することができます。たとえば、スプレッドシートファイルに書き込むVIを使用できます。
  7. VIを実行すると、データはExcelファイルにエクスポートされます。