Volume License Manager (VLM) トラブルシューティングガイド

更新しました Jun 5, 2023

環境

ソフトウェア

  • Volume License Manager
  • NI License Manager

この資料はNI License Manager(NILM)からサーバーと通信できない、VLMサーバーからライセンスを取得できないなど、Volume License Manager (VLM) の接続の問題のトラブルシューティングに使用します。このガイドではWindowsを使用して複数の診断テストを実行する方法と、それらのテストの結果を解釈する方法について説明します。

NI Volume License Managerは、NIソフトウェアライセンスの管理に役立ちます。 NI Volume License Managerは、同じ製品のソフトウェアの開発シートが5つ以上あるボリュームライセンス契約(VLA)をお持ちのお客様には、無料で含まれています。これには、エンタープライズ契約も含まれます。 NI Volume License Managerの詳細についてはボリュームライセンスプログラムを参照してください。


NI VLMをホストするコンピューターは、ライセンスサーバーと呼ばれ、エンドユーザーのコンピューターはクライアントコンピューターと呼ばれます。ライセンスサーバーは、会社のライセンス管理者によって運営されているNI VLMをホストします。クライアントコンピューターは、ソフトウェアを起動する前に、ライセンスサーバーに接続してNI VLMからの許可を確認します。


ボリュームライセンスサーバーとの通信はTCP/IPパケットを使用して行われ、ライセンスサーバーへのネットワーク接続が必要です。設定のプロセスで、クライアントがボリュームライセンスサーバーに接続したり、ボリュームライセンスサーバーからライセンスを取得したりするのに問題が発生することがあります。この問題が発生した場合、通信経路のどこに問題があるのかを見つけるのは困難な場合があります。問題の診断に役立つテストをいくつか実行できます。これらのテスト、および結果の解釈は、以下のリンクされたドキュメントに含まれています。 NIは、これらのテストをこの順序で完了することをお勧めします。

  1. 2台のマシン(クライアントとサーバー)がpingテストを使用して通信できることを確認します
  2. ボリュームライセンスサーバーが使用するポートがブロックされておらず、マシン固有のファイアウォールとドメインファイアウォールの両方で開いていることを確認してください
  3. NI LicenseManagerのネットワークライセンスの設定と接続のテスト
  4. LMGRDログを確認とVolume License Managerの運用におけるトラブルシューティング