この構成手順を行う前に、必ずNI VeriStandと互換性のあるバージョンのMATLAB®、Simulink®、およびSimulink® Coder™ (旧名: Real-Time Workshop®) を開発マシンにインストールします。
.soファイルを構築するためには、適切なコンパイルツールが必要になります。使用するLabVIEW Real-Timeのバージョンと一致するバージョンのNI Linux Real-Time用C/C++開発ツールをダウンロードしてインストールします。
モデルをコンパイルする前に、インストーラディスクまたはダウンロードしたインストーラを使用してNI VeristandとNI VeriStand Model Frameworkをインストールします。
NI VeriStand Model FrameworkとNI Linux Real-Time用のC/C++開発ツールEclipse Editionを用意すると、Mathworks社のSimulink® Coder™ソフトウェアを使用して、モデル用の.soファイルをビルドできます。
- Simulink®を開きます。モデル内から、シミュレーション>>構成パラメータに移動します。
- ソルバカテゴリで終了時間をinf、タイプを固定ステップに設定します。
- Simulink® Coder™カテゴリから、システムターゲットファイルでNIVeriStand_Linux_ARM_32.tlc(ARMベースターゲット)またはNIVeriStand_Linux_64.tlc(Intel x64ベースターゲット)を選択して、適用をクリックします。
- ビルドをクリックして、モデルをコンパイルします。
Simulink®、Simulink® Coder™およびReal-TimeWorkshop®はThe MathWorks、Incの登録商標です。その他すべての商標は各社の所有物です。
Additional Information
- LabVIEWモデルインタフェースツールキット2014から、Simulink®モデルを ARM ベースの NI Linux Real-Time ターゲットで動作するShared Object (.so)ファイルにコンパイルすることをサポートしています。
- VeriStand 2015とLabVIEWモデルインタフェースツールキット2015は、ARMベースおよびIntel x64ベースの NI Linux Real-Timeコントローラへのコンパイルをサポートしています。