この操作を行うには、別のVIからターゲットVIへのリファレンスを開く必要があります。次に、プロパティノードを使用して、ターゲットVIのフロントパネルへのリファレンスを開き、続いてフロントパネルの制御器/表示器のリファレンスを開く必要があります。下記の手順は、添付ファイルの作成手順を説明しています。
- ターゲットVIのパスをVIリファレンスを開くVIに渡すことにより、ターゲットVIへのリファレンスを開きます。
- 新しいプロパティノードを配置して、VIリファレンス出力を配線し、フロントパネルへのリファレンスを開きます。
- フロントパネルのリファレンスを新しいプロパティノードに配線し、このノードを使用してフロントパネルにある制御器/表示器へのリファレンス配列を開きます。
- リファレンス配列をForループに配線します。
- このForループを使用して、ターゲットVIの制御器/表示器に指標を付けて、個々のラベルに基づいてそれらをケースストラクチャのケースセレクタに配線します。
- このリファレンスでは、制御器/表示器の値がバリアントタイプとなるため、より特定のクラスに変換関数を使用して、実際に書き込みたい制御器/表示器のタイプ(整数、文字列、波形など)を指定します。
- 書き込みたい制御器/表示器の場合、プロパティノードを使用して、指定した制御器/表示器の値プロパティに書き込むことができます。
- 変更したいデフォルト値を値プロパティに書き込み、ターゲットVIのリファレンスを「デフォルト値:現在の設定をデフォルト設定にする」インボーグノードに配線します。
- 続いてターゲットVIのリファレンスを「保存:計測器」インボーグノードに配線することにより、ターゲットVIを保存します。
- リファレンスを閉じて、エラー処理を行います。
Additional Information
メモ: デフォルト値:現在の設定をデフォルト設定にするメソッドは、同じVI内でデフォルト値を設定することはできません。これは、このメソッドが編集モードのみで有効で、VIの実行中に設定できないためです。
メモ: 保存:計測器メソッドは、ランタイムエンジンでは使用できません。つまり、開発環境がインストールされていないシステムでこのVIを実行ファイルまたはDLLで実行できません。これは、LabVIEWヘルプに記載されています。