ソースファイルを別のコンピュータに移動するには、いくつかのオプションがあります。 LabVIEWアプリケーションビルダを使用して、プロジェクトと関連ファイルをZIPファイルにバンドルすることも、ネイティブLabVIEWを使用してプロジェクトのソース配布を作成することも、以前のバージョンのLabVIEWにプロジェクトを保存することもできます。
LabVIEWアプリケーションビルダを使用する
VIまたはVIファイル以外のファイルをプロジェクトとともに他のディレクトリから移動する必要があるユーザは、ZIPファイルを使用する必要があります。LabVIEWアプリケーションビルダ 8.0以降でプロジェクトのZIPファイルを作成するには、以下の手順をおこないます。
- プロジェクトエクスプローラからビルド仕様を右クリックし、新規>>ZIPファイルを選択します。
- マイZipファイルプロパティダイアログボックスのソースファイルカテゴリでは、ZIPファイルに追加するファイルを選択できます。選択は、ビルド仕様の親であるダーゲットのサブ階層内のファイルに限定されます。
- すべての設定が完了したら、ビルドを選択してZIPファイルを作成します。
ネイティブLabVIEWを使用する
アプリケーションビルダにアクセスできない場合でも、ソース配布を使用してLabVIEWプロジェクトを移動したり、プロジェクトを以前のバージョンに保存したりすることができます。ソース配布を作成することは、ZIPファイルを作成することと似ていますが、異なる保存先フォルダを選択することができます。プロジェクトを以前のバージョンに保存することは、ソース配布を作成することに似ていますが、LabVIEWプロジェクトファイルが含まれています。
ソース配布
ソース配布はLabVIEWコードを配布するためのものであり、必ずしもプロジェクト設定ではないため、シェア変数を配布する方法などの情報を含むLabVIEWプロジェクトファイルはソース配布に含まれません。たとえば、シェア変数を含む.lvlibファイルが含まれますが、最上位VIが実行されると、LabVIEWプロジェクトファイルのようにシェア変数が自動展開されません。プロジェクトのソース配布を作成するには、次の手順をおこないます。
- プロジェクトエクスプローラからビルド仕様を右クリックし、新規>>ソース配布を選択します。
- マイソース配布プロパティダイアログボックスのソースファイルカテゴリで、ソース配布に追加するファイルを選択できます。
- すべてのソース配布構成が設定されたら、ビルドを選択してソース配布を作成します。
旧バージョン用に保存する
この機能を使用して、現在のバージョンまたはそれ以前のバージョンのLabVIEWにLabVIEW 8.0以降のプロジェクトを保存することができます。 プロジェクトを旧バージョンに保存するには、次の手順を実行します。
- ファイル>>旧バージョンに保存を選択します。
- プロジェクトをエクスポートしたいLabVIEWの旧バージョンを選択します。
- 選択したバージョンで、LabVIEWプロジェクトファイルを含むすべてのプロジェクトファイルを保存するコピー先ディレクトリを選択します。