LabVIEW開発環境を使用せずにLabVIEW Real-Timeスタートアップ実行ファイルをデプロイする

更新しました Aug 5, 2025

環境

ハードウェア

  • CompactRIO Chassis

ソフトウェア

  • LabVIEW Real-Time Module

LabVIEW Real-Time スタートアップ実行可能ファイルをデプロイする方法として推奨される方法は、LabVIEW プロジェクトを通して行う方法です。ただし、LabVIEW開発環境がインストールされていない環境で Real-Time 実行可能ファイルをデプロイする必要がある場合、スタンドアロンリアルタイムアプリケーションをビルドおよびデプロイする に記載された手順でコンポーネント定義ファイル (.cdf) を作成します。

すでにLabVIEW実行可能ファイルの用意がある場合、LabVIEW開発環境ならびにReal-TimeとFPGAモジュールがインストールされていない環境でも以下の手順でスタートアップ実行可能ファイルを Phar Lap、VxWorks、または Linux RT ターゲットにデプロイが可能です。

同一のハードウェアを使用している場合

同一のハードウェアを使用している場合は、Replication and Deployment (RAD) Utilityを使用して、実行可能ファイルを複製イメージにデプロイすることが推奨されています。RADのインストール方法と使用方法については、リンク先に記載されています。

実行可能ファイルが正しいターゲット用にコンパイルされている場合

FTP/SFTPを使用してファイルをリアルタイムコントローラに転送します:

  1. 実行可能ファイルを各リアルタイムOSの適切なディレクトリに配置します:
    • Phar Lap または VxWorks: c:\ni-rt\startup\
    • NI Linux RT: /home/lvuser/natinst/bin
  2. ターゲット上の config/ini ファイルをテキストエディタで開きます:
    • Phar Lap または VxWorks: c:\ni-rt.ini
    • NI Linux RT: /etc/natinst/share/lvrt.conf
    • メモ: 一度WindowsホストPCでこれらのファイルを編集し、ターゲットに転送しても問題ありません。
  3. 以下のコマンドを config/ini ファイルに追加します:
    • Phar Lap または VxWorks:
      • RTTarget.ApplicationPath=c:\ni-rt\startup\startup.rtexe
      • RTTarget.LaunchAppAtBoot=True 
    • NI Linux RT:
      • RTTarget.ApplicationPath=/home/lvuser/natinst/bin/startup.rtexe
      • RTTarget.LaunchAppAtBoot=True
    • メモ: startup.rtexe は使用する実行可能ファイルの名前に変更する必要がある場合があります。


    上記設定を変更する必要があるのは、LabVIEWプロジェクトエクスプローラを使用して実行可能ファイルをリアルタイムコントローラにデプロイすると、LabVIEWは2つのフラグを自動的に設定するためです。したがって、スタートアップ実行ファイルをFTP経由でコントローラに転送する場合は、これらの2つのフラグを手動で設定する必要があります。

    LabVIEW Real-Timeスタートアップ実行ファイルをFTPからデプロイしても、スキャンエンジンの設定などのプロジェクト設定はデプロイされません。