測定ファイルに書き込むVIを使用してファイルにタイムスタンプを含めるには?

更新しました Oct 18, 2023

環境

ソフトウェア

  • LabVIEW

  • 自分のデータ収集に時間を含めたいですが、どうすればいいですか?
  • 計測ファイルに書き込むExpress VIを使用する場合、X値の列をCPUタイムスタンプにしたいです。デフォルトでは、X値の列には、実行が開始されたときにのみ開始される時間値があります。これはどうすれば変更できますか?

これを行うには、2つの方法があります。最初の方法は.lvmファイルに書き込む方法で、もう1つは.tdmsに書き込む方法です。
 

.lvmファイルの場合

  1. DAQアシスタントはデータを連続的に収集しています。
  2. 日付/時間を秒で取得VIを使用して、データを収集する時間を取得します。
  3. 日付/時間文字列をフォーマットVIを使用して、タイムスタンプデータを計測ファイルに書き込むExpress VIのコメントセクションに配線できる文字列に変換します。
  4. データがテキストファイルに正しく表示されるように、時間文字列とタブ定数を連結します。
  5. 最後の時間データを計測ファイルに書き込むExpress VIのコメント入力に配線します。



これで、CPU時間がWhileループで書き込んでいるデータの横にあるテキストファイルに表示されます。DAQアシスタントで複数のサンプルを収集している場合は、収集したすべてのサンプルに対して1つの時間値だけが表示されます。 結果の測定ファイルは、各測定セットの開始時に1つのタイムスタンプを持ちます。以下にスクリーンショットを示します。


メモ: デフォルトの時間データを表示させたくない場合は、測定ファイルに書き込むExpress VIの設定で空の時間列を選択する必要があります。

 

.tdmsファイルの場合 

  1. DAQアシスタントを使用してデータを集録モードを連続サンプルにしてデータを収集します。
    メモ: この方法は、波形データを取得するDAQmx VIでも機能します。
  2. DAQアシスタントの出力を計測ファイルに書き込むExpress VIに配線します。
  3. 計測ファイルに書き込みExpress VIを構成して、以下のように1ヘッダのみ1列のみとなるように設定して時間を記録します。



タイムスタンプは、Time見出しの下で測定値の左列に記録され、dt値はTime*見出しの下に記録されます。結果の.tdmsファイルのスクリーンショットを以下に示します。





メモ: .lvmファイルとは異なり、.tdmsファイルはすべてのデータポイントのタイムスタンプを記録します。
 

Additional Information

X値(時間)列カテゴリの1列/チャンネルオプションを有効にすると、チャンネルごとに追加のが挿入され、各追加チャンネルのファイルサイズが大幅に増加します。