アナログ入力構成を変更する手順は、使用しているLabVIEWのバージョンによって異なります。
LabVIEW 8.2以降の場合
- RシリーズFPGAボードを含むプロジェクトを構成します。
- FPGAターゲットを右クリックして、RIO Device Setup...を選択します。
- Device SettingsタブのAnalog Input Modeから目的の構成を選択します。
LabVIEW 8.0の場合
LabVIEW 8.0では、以下の手順でマルチファンクションRIOデバイスのアナログ入力構成を変更します。
- RシリーズFPGAボードを含むプロジェクトを構成します。
- FPGAターゲットを右クリックしDownload Bitfile or Attributes To Flash Memory...を選択します。
- Analog Input Modeプルダウンメニューから目的の構成を選択し、Download Attributesボタンをクリックします。
LabVIEW 7.1の場合
LabVIEW 7.1では、Embedded Project Managerを使用してボードを構成する必要があります。以下の手順に沿って、アナログ入力構成を変更します。
- FPGAボードをLabVIEWの実行ターゲットとして選択します。
- メニューバーからツール>>Embedded Project Manager...を選択します。
- メニューバーからツール>>Download VI or Attributes to Flash Memory....を選択します。
- Analog Input Modeプルダウンメニューから目的の構成を選択し、Download Attributesボタンをクリックします。
LabVIEW 7.0の場合
LabVIEW 7.0では、以下の手順でマルチファンクションRIOデバイスのアナログ入力構成を変更します。
- FPGAボードをLabVIEWの実行ターゲットとして選択します。
- メニューバーからツール>>FPGA Utilities>>Flash VI or Setup Board...を選択します。
- 設定ウィンドウでAnalog Signal Connectionパラメータを設定することにより、目的の入力構成モードを選択できます。ウィンドウに表示されるデフォルト値は、必ずしもデバイス上の現在の状態が反映されているわけではありません。
- Flash Attributesボタンをクリックします。
最後に、コンピュータまたはPXIシャーシの電源を入れ直して、FPGAデバイスがフラッシュメモリに保存されている新しい属性値を反映します。
Additional Information
- 入力構成は、FPGAの外部にあります。入力構成モードを変更した後、ビットファイルを再コンパイルする必要はありません。
- この手順では、すべてのアナログ入力チャンネルの入力モードを設定します。さまざまな入力モードの信号接続を配線する方法の詳細については、以下にリンクされているユーザーマニュアルを参照してください。
- アナログ入力構成モード(差動、基準化シングルエンド、非基準化シングルエンド)の違いとトレードオフの詳細については、アナログ信号の配線とノイズに関する注意事項を参照してください。