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デバッグ/トラブルシューティングに優れたNI I/O Traceのキャプチャを実行する
デバッグ/トラブルシューティングに優れたNI I/O Traceのキャプチャを実行する
更新しました Jul 29, 2021
ナショナルインスツルメンツのサポートスタッフに、NI I/O Trace(旧名NI-Spy)のキャプチャを提示するよう指示されましたが、具体的には何が必要ですか?
NI I/O Traceは、どのVISA関数が呼ばれたのか、その関数に渡されたパラメータや結果などの情報をユーザに提供するユーティリティです。これらの情報は、ユーザやナショナルインスツルメンツのサポートスタッフがデバッグおよびトラブルシューティングをおこなう際に有益なものになります。以下の手順を参考にして、効率良くデバッグおよびトラブルシューティングをおこない、必要があればサポートスタッフに情報を提供してください。
スタートメニューで
すべてのプログラム>>National Instruments>>NI I/O Trace
を選択して、NI I/O Traceを起動します。
NI I/O Traceで
ツール>>オプション...
をクリックします。
一般
タブで下図のようにオプションを設定します。ここで重要なのは、
コール履歴数
です。正しいキャプチャをおこなうためには、デバイスの構成を行う際のドライバ関数の呼び出し履歴と、エラーが発生した際のドライバ関数の呼び出し履歴がキャプチャに含まれている必要があります。それらが含まれるように最大ライン数を確認します。
ログ
タブで、
ファイルにログ
チェックボックスにチェックを入れます。ここで特に重要となってくるのが、キャプチャを保存する場所です。キャプチャは、.nitraceファイルに保存されますので、必要な場合はこのファイルをサポートに送ります。
表示項目
タブで左側にある
インストール済みのAPI項目
がすべてチェックされていることを確認します。ここで自由に設定を変更することも可能です。
開始
ボタンをクリックして、NI I/O Traceキャプチャを開始します。
デバイスと通信をおこなってみます。可能であれば、エラーや正しく動作しないような通信を実行します。すべての通信がNI I/O Traceキャプチャウィンドウに表示されます。
停止ボタンをクリックして、NI I/O Traceキャプチャを停止します。
より複雑なGPIB関連の問題に対するトラブルシューティングには、GPIBアナライザを使用することもできます。GPIBアナライザを使用する方法については、関連リンクにある資料を参照してください。
関連リンク
なぜNI SpyはNI I/O Traceに名前が変更されたのですか?
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