RS-485のデフォルト通信設定は4線式です。2つのデータ送信ピン(TXD+ とTXD-)と、2つのデータ受信ピン(RXD+ と RXD-)を下図のように差動で接続します。

2線式デバイスを接続するには、RXD+とTXD+ラインを短絡させてこのラインを一つのプラス入力として使用します。同じくRXD-とTXD-ラインを短絡させたものをマイナス入力として使用します。
RS-485のCOM ポートで送信と受信のピンが互いに短絡されているため、COMポートは2線式半二重モードに設定する必要があります。これを行うには、次の手順を行います。
- Windowsのコントロール パネルを開きます。
- システムをクリックします。
- システムメニューにてハードウェアタブを選択します。
- デバイス マネージャーをクリックします。
- ポートメニューを展開し、使用中のRS-485シリアルポートのを右クリックしてプロパティを選択します。
- ポート設定のタブを選択し、詳細設定を選択します。
- トランシーバーモードのプルダウンメニューから2線式自動を選択します。