NI パッケージマネージャ(NIPM)のユーザインターフェイス上でインストールフォルダを明示的人変更する方法はありません。変更するには、レジストリを編集する必要があります。インストールを実行する前に、以下の手順に従って、NIソフトウェアのデフォルトのインストールディレクトリを変更します。
- NIソフトウェアの目的のルートディレクトリを手動で作成します。例、D:\Bin\NI\
- レジストリエディターを起動します。これは、Windowsの検索ボックスから「ファイル名を指定して実行」を使用し、プロンプトに「regedit」と入力することで実行できます。
- 次のレジストリキーを手動で作成し、以下の情報を含む文字列値を追加します。
- (32ビット)HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\National Instruments\Common\Installer
- (64ビット)HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\National Instruments\Common\Installer
- NIDIR64 = <インストールディレクトリパス>

32ビットキーは32ビットのソフトウェアのインストールディレクトリを変更し、64ビットキーは64ビットのソフトウェアのインストールディレクトリを変更します。これらの2つのキーは、基本的には同じインストールディレクトリを指してはなりません。ソフトウェアをインストールする前にこれらの編集を行う必要があります。
注:すべてのNIソフトウェアに対して保証されている手順ではありません。
追加情報
NI パッケージマネージャ自体のインストールディレクトリを変更する場合:
- NIソフトウェアの目的のルートディレクトリを手動で作成します。例、D:\Bin\NI\NIPM\
- 次の2つのレジストリキーを手動で作成します:
- Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\National Instruments\NI Package Manager\CurrentVersion
- Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\National Instruments\NI Package Manager\CurrentVersion
- 作成された各レジストリキーに、Pathという名前の文字列値と指定のインストールディレクトリパスを追加します。例、D:\Bin\NI\NIPM\ 注:上記とは異なり、NIPMの場合、32ビットキーと64ビットキーはいずれも同じインストールディレクトリを指します。
- NIパッケージマネージャをインストールします。
次に、上記手順に従い、NI パッケージマネージャを使用しインストールされるすべてのソフトウェアが新しいディレクトリにインストールされるように構成する必要があります。