LabVIEW開発システムをインストールすると、LabVIEWランタイムエンジンが自動的にインストールされます。これは、1台のマシンで実行可能ファイルを開発およびテストするのに最適です。ただし、コードをデプロイした後に開発機能が必要ない場合は、いくつかの方法を使用して、LabVIEWランタイムエンジンを単独でインストールできます。
ni.comダウンロードから
- LabVIEWダウンロードページが表示されたら、以下に示すようにランタイムオプションを選択します。
- 必要なOS 、ビット数、バージョンを選択します。
- [ダウンロード]をクリックします。ランタイムのダウンロードが開始されます。
注: オフラインインストーラーは、上記のダウンロードページのいずれかから
ダウンロードでき
ます。これは、インストールメディアをインターネットにアクセスできないコンピューターに移動しようとしている場合に役立ちます。
NIパッケージマネージャーから
- LabVIEWランタイムは、NIパッケージマネージャからダウンロードすることもできます。 NI Package Managerがコンピューターにインストールされていない場合は、 ここからダウンロードできます。
NIパッケージマネージャを開き、検索バーでLabVIEWランタイムを検索します。以下の画面が表示されます。以下で強調表示されているLabVIEWランタイムをクリックします。
- 必要なバージョンとビット数を選択し、[インストール]ボタンをクリックします。これにより、LabVIEWランタイムのインストールが開始されます。
LabVIEWインストーラを使用する
- LabVIEW Professional Development Systemで、LabVIEWプロジェクトのアプリケーションビルダを使用してインストーラファイルを作成します。これは、実行可能コードを新しいマシンに転送しようとしている場合に適したオプションです。 .exeを作成したら、以下の手順に従って、ランタイムエンジンを含むインストーラーに.exeをバンドルします。
- LabVIEWプロジェクトを開きます。
- プロジェクトウィンドウで、[ビルド仕様]を右クリックし、[新規] >> [インストーラー]を選択します。
- [ソースファイル]カテゴリに実行可能ファイルをバンドルした後、[追加インストーラー]カテゴリに移動します。追加のインストーラリストで、 LabVIEWランタイムエンジンボックスがチェックされていることを確認します。
- 注:コードで他のモジュールまたはドライバーを使用している場合は、そのソフトウェアのランタイムバージョンも含まれていることを確認する必要もあります。
必要なLabVIEWランタイムバージョンがオンラインまたはNIパッケージマネージャで入手できるものより古い場合は、
NIサポートに
連絡してください。
追加情報
LabVIEWがインストールされると、ランタイムエンジンはC:\ <プログラムファイル> \ NationalInstruments \ Shared \ LabVIEWランタイムに配置されます。
LabVIEWランタイムエンジンは、LabVIEWアプリケーションビルダで構築された実行可能ファイルまたは共有ライブラリを実行する予定のシステムにインストールする必要があります。アプリケーションを実行することはできますが、アプリケーションを開発することはできません。そのためには、LabVIEW開発環境を使用する必要があります。