この機能を実現するには、2つの方法があります。どちらの方法も
コネクティビティ>>ライブラリ&実行可能ファイルパレットにある「システム実行」VIを使用します。
- 以下のコードは、C:\ディレクトリでdirでコマンドを実行し、結果を文字列表示器に出力します。この方法を使用する場合は、コマンドプロンプトウィンドウが表示されません。LabVIEWがウィンドウを開き、コマンドを実行し、結果の文字列を返します。LabVIEWは、プログラムを続行する前に結果が返されるまで待機します。dirコマンドの後に改行文字(\r\n)を含める必要があります。コマンドの後にEnterを押して、この文字を文字列定数に入れます。
- または、以下に示す実装では、コマンドプロンプトウィンドウが開き、コマンドプロンプト内のC:\でdirコマンドを実行します。/k引数は、コマンドプロンプトウィンドウを強制的に開いたままになり、dirコマンドの結果が表示されます。この方法を使用すると、LabVIEWとコマンドプロンプトウィンドウは非同期で実行します。つまり、コマンドウィンドウを開始してコマンドを渡すと、コマンドプロンプトウィンドウがdirコマンドに応答している間にLabVIEWはコード内の次のVIを引き続き実行します。
Additional Information
より大きなコマンドセットを自動化する必要がある場合は、「システム実行」VIを使用してVBscriptファイルを呼び出すこともできます。