文字列から数値への変換関数
LabVIEWには、文字列入力データを関連する
数値出力データ型に変換する4つの組み込みの
文字列から数値への変換関数があり
ます。
これらの組み込み関数のどれを使用するかを決定することは、入力データ型によって異なります。以下は、これらの組み込み関数の1つを使用する方法の例です。
Fract / Exp String ToNumber関数
Fract / Exp String to Number関数は、小数点を含む数値または指数値を使用する数値を使用している場合にうまく機能しますが、整数にも使用できます。この方法はLabVIEW6.0以降で使用できます。
- LabVIEWブロック図で、 Fract / Exp String to Number関数を追加します(関数パレット»文字列»文字列/数値変換)。
- 番号を右クリックします ノードを出力し、[インジケーターの作成]を選択します。
- 数値インジケータを右クリックして、[プロパティ]を選択します。
- [表示形式]タブに移動して、希望する出力形式を構成します。
- オプション:ローカルシステムで、小数点以下の桁数がコンマで示されている場合は、以下のスニペットに示すように、usesystemの小数点をtrueに設定します。
この画像はLabVIEWスニペットであり、プロジェクトで再利用できるLabVIEWコードが含まれています。スニペットを使用するには、画像を右クリックしてコンピュータに保存し、ファイルをLabVIEWブロックダイアグラムにドラッグします。
文字列関数からスキャン
標準の組み込みの文字列/数値会話関数の他に、文字列
からスキャン機能を使用して、文字列データをバイナリ整数、SI数値、
タイムスタンプなどの複数のデータ型に変換することもできます。この方法はLabVIEW5.0以降で使用できます。
- LabVIEWブロックダイアグラムで、文字列からスキャン機能を追加します(関数パレット»文字列)。
- 関数を右クリックして、[スキャン文字列の編集]を選択します。
- 入力文字列のデータ型に一致する適切なデータ型を[選択された操作]ドロップダウンメニューから選択します。
- 対応するスキャン文字列テキストボックスを使用して、文字列形式をカスタマイズします。これは、入力文字列で何を検索するかを関数に指示し、入力文字列の形式と一致する必要があります。
- スキャン文字列フォーマットを設定する際のガイダンスとして、 フォーマット指定子構文を使用します。
- ヒント:小数点記号を指定するパターンは、パーセント記号の後に選択した小数点記号の後にセミコロンが続くことです。以下のスニペットに示されているように、コンマの場合は%、;%fです。
この画像はLabVIEWスニペットであり、プロジェクトで再利用できるLabVIEWコードが含まれています。スニペットを使用するには、画像を右クリックしてコンピュータに保存し、ファイルをLabVIEWブロックダイアグラムにドラッグします。