NI-XNETアプリケーションの実行中にNI-XNETバスモニタを使用してバストラフィックをログに記録する

更新しました Aug 16, 2024

環境

ドライバ

  • NI-XNET

NI-XNETベースのアプリケーションを同時に並行して実行しているときに、NI-XNETバスモニタを使用してCAN、LIN、またはFlexRayバストラフィックを監視またはログに記録できますか?

これは、 NI-XNETバスモニタ インタフェースが下位モードに設定されている場合に可能です。下位セッションは、他のセッション (この場合はユーザー アプリケーション) のクラスターとインターフェイス構成を使用します。これにはアプリケーションにコードを追加する必要がありません。

下位モードのロギングを構成して実行するには、次の手順を実行します。
  1. XNETバスモニタを起動します。
  2. XNETバスモニタで、 設定 >> インターフェイスおよびデータベース設定を選択します。
  3. インタフェース名で使用するNI-XNETデバイスのポートを選択します。
  4. 実行モード下位に設定します。
  5. データベースを使用してフレームから信号をデコードする場合は、 データベース エイリアスを割り当てる (オプション)をオンにし、エイリアス名でデータベースを選択し、 クラスタ名でクラスタを選択します。
 
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  1. 設定 >> ログ を選択し、ディスクへのログを有効をオンにして、ログ形式とファイル保存先を設定します。
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注: RT ターゲットでアプリケーションを実行する場合、「参照」オプション (黄色のフォルダー アイコン) は表示されません。ログ ファイルは、RT ターゲットのパス/home/lvuser に保存されます。 NI Linuxリアルタイムターゲットでのファイル転送/アクセスに利用可能なツール を参照してください。
  1. NI-XNETバスモニタ開始ボタンをクリックします。 NI-XNETバスモニタはアプリケーションがセッションを開始するのを待っているため、この時点ではロギングはまだ開始されていないことに注意してください。
  2. アプリケーションを実行します。アプリケーションがNI-XNET経由で通信を開始すると、ロギングが開始されます。
  3. NI-XNETバスモニタ停止ボタンをクリックしてログを停止します。アプリケーションを停止してもNI-XNETバスモニタはログを記録し続けるため、手動で停止する必要があることに注意してください。