ネットワーク シェア変数を使用して、32 ビットLabVIEWのVIから64 ビットLabVIEWのVIに画像を渡すことができます。
両方のLabVIEWバージョンでネットワークシェア変数を構成するには、以下の手順に従ってください。
LabVIEW 32ビットの場合:
- プロジェクトエクスプローラウィンドウからLabVIEWで変数を作成するには、プロジェクト内のマイコンピュータを右クリックし、新規>>変数を選択します。
- 変数に一意の名前をつけ、Imageデータ タイプを指定し、変数タイプをネットワークで共有に設定して、変数を構成します。

- ライブラリを右クリックしてすべてデプロイを選択し、変数をデプロイして 64 ビットLabVIEWのVIからアクセスできるようにします。
- LabVIEW 32ビットアプリケーションで、上で作成したImageのシェア変数をVIのブロックダイアグラムにドロップします。
- 変数を右クリックし、アクセス モードを書き込みに変更します。
- 変数を Image 表示器に接続します。
LabVIEW 64ビットの場合:
- プロジェクトエクスプローラウィンドウからLabVIEWで変数を作成するには、プロジェクト内のマイコンピュータを右クリックし、新規>>変数を選択します。
- 一意の名前をつけ、Imageデータ タイプを指定し、変数タイプをネットワークで共有に設定して、エイリアスを有効にチェックを入れてして変数を構成します。
- バインド先にPSP URL を選択し、32ビットのLabVIEWで構成したネットワーク シェア変数 (この場合は ImageVariable32) を参照します。

- ライブラリを右クリックし、 すべてデプロイ]を選択して変数をデプロイします。
- LabVIEW 64ビットアプリケーションで、上で作成したImageのシェア変数をVIのブロックダイアグラムにドロップします。
- 変数を右クリックし、アクセス モードを読み取りに変更します。
- 変数を Image表示器に接続します。