解決策
リファレンス番号(Refnum)とは、LabVIEW内部で実行されたある操作を特定、復元するための構造です。
一般的なRefnumは、以下のとおりです。
[長さ] [タイプコード] [専用Refnum用のタイプコード] [専用タイプコード情報] [ラベルの文字数] [ラベル文字]数字(16進数形式)の説明は、以下のとおりです。
- [長さ]
データタイプに存在するバイト数
- [タイプコード]
7030 - Refnum用コード
- [専用Refnum用のタイプコード]
01 - データログファイル、もしくはGOOP(グラフィカルオブジェクト指向プログラミング)Refnum
02 - バイトストリームファイル
04 - オカーレンス
05 - TCP/IPネットワーク通信
07 - Activexオートメーション
08 01 00- アプリケーションVI
08 02 04 00 - VI Refnum
08 06 04 00 - 制御器
09 - メニュー
0E - VISAリソース名
0F - IVI論理名
10 - UDPネットワーク通信
11 - ノーティフィケーション*
12 - キュー *
- [Refnumに関連する専用の情報]
この領域のコードは、各Refnumの詳細です。詳しい情報については、関連リンクを参照してください。
- [ラベルの文字数とラベル文字]
* : ノーティフィケーションおよびキュー用のRefnumは、LabVIEW 6.1に実装されたRefnumです。古いバージョンでは、タイプコード 01(GOOP Refnum)として現れます。
Refnumに関する詳細は、次の手順をおこないます。
LabVIEW 7.x以前
- VIのフロントパネルにある制御器Refnumを作成します。
- プロパティノードを作成してタイプデスクリプタを選択します。
- プロパティノードに対して表示器を作成してプログラムを実行し、結果を確認します。 TypeDescで取得した配列でタイプデスクリプタを確認することができます。
LabVIEW 8.x以降
LabVIEW 8.x以降ではタイプデスクリプタプロパティがサポートされなくなりましたので、新規にタイプデスクリプタのプロパティノードを作成することはできません。しかし、LabVIEW 7.x以前で作成したプロパティノードを含むプログラムを実行することは可能です。