カスタムした構成(ini)ファイルはLabVIEW Real-Timeで使用できますか

更新しました Jul 30, 2024

使用製品

ハードウェア

  • cRIO-9035
  • cRIO-9041

ソフトウェア

  • LabVIEW

オペレーティング・システム

  • NI Linux Real-Time

問題

Windows OSでは、.iniの拡張子を持つ構成(INI)ファイルを使用して環境を設定できました。 LabVIEW Real-TimeアプリケーションでカスタムのINIファイルを使用したいと考えています。どのようにすればいいですか?

解決策

LabVIEW Real Timeターゲットでカスタムした構成ファイルを使用するには、LabVIEWのファイルI/Oパレットにある構成ファイルVIを使用します。これらの VI を使用すると、 .iniファイル内のキーを読み書きできるため、ファイルを解析するための独自のコードを作成する必要がなくなります。また、 .iniファイルを作成することもできます。ただし、最大 8 文字 (スペースを含まない) で始まり、その後にピリオド、そして 3 文字のファイル拡張子が続くファイル名を使用する必要があります。

Linux Real-Time システム上でカスタムの.iniファイルに書き込む際の権限エラーを回避するには、 .iniファイルをターゲットのlvuserフォルダに配置します。
あるいは、ホスト マシン上で.iniファイルを作成または編集し、そのファイルを Real Timeターゲットに FTP 送信することもできます。 Real Timeターゲットへの FTP の使用の詳細については、関連リンクを参照してください。

追加情報

ni-rt.ini設定ファイルを直接変更することは推奨していません。このファイルを変更すると、システムの動作が正しくなくなる可能性があります。