他言語でLabVIEW音響/振動ツールキットの解析関数を呼び出すことはできますか?

更新しました Jul 4, 2019

使用製品

Software

  • LabVIEW Sound and Vibration Toolkit
  • LabWindows/CVI

問題

LabWindows/CVIなど他のプログラミング言語でLabVIEW音響/振動計測ツールキットの解析関数を呼び出して使用したいです。これを行うにはどうすればよいですか?

解決策

LabVIEWアプリケーションビルダを使用して、音響/振動ツールキットの関数をエクスポートするDLLを作成することができます。このツールは、LabVIEWプロフェッショナル開発システムに付属しています。また、LabVIEWのベースパッケージおよび開発システムにはアドオンツールキットとして別途購入して追加することもできます。
 

DLLをビルドする際は、通常、関数呼び出しで複雑なデータタイプをエクスポートしないようにすることをお勧めします。たとえば、音響/振動VIは、波形データタイプ(WDT)や平均化、表示などで特別なクラスタなど多くのLabVIEWクラスタタイプを使用します。このため、よりシンプルなデータタイプをエクスポートするために、音響/振動解析ルーチンに対して小さな「ラッパー」VIを作成することをお勧めします。
 

このページに添付されているVIは、そのようなラッパーの例を示しています。ダイアグラムを見ると、音響/振動ツールキットのVIが1つだけあることがわかります。このVIは、入力波形に対してSINAD(Signal in Noise and Distortion)解析を行います。
ラッパーVIの主な目的は、波形データタイプを単純なデータ配列と、波形時間間隔を示す倍精度浮動小数のスカラ値に「分割」することです。この例ではエクスポートされていませんが、必要に応じて他のSINAD入力クラスタを分割することもできます。出力はSINAD値とエラーステータスです(LabVIEWエラークラスタをバンドル解除しています)。



 

それ以外にDLL作成に対する注意事項は、以下のとおりです。

  • ラッパーVIを作成する際は、必要な入力と出力を必ずコネクタペーンに配線します。
  • LabVIEWアプリケーションビルダは、DLL関数に引数を自動的に追加して、任意の配列の長さをインポートします。
  • DLLをデプロイする際は、必ずLabVIEWランタイムエンジンを含めます。さらに、ほとんどの音響/振動解析ツールキットの関数は、lvanlys.dllsml.dllorder.dllなどの他の解析DLLに依存しています。新しいDLLをデプロイするためのインストーラを作成した場合、これらの追加ファイルはデフォルトでインストーラに含まれます。


ライセンスについても特別な考慮事項があります。音響/振動ツールキットには異なるライセンスオプションがあります。これらのDLLを別のコンピュータにデプロイする場合は、そのコンピュータに音響/振動ツールキットを使用するための開発ライセンスまたはデプロイメントライセンスが必要になります。

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