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LabVIEWで2D配列を作成する
LabVIEWで2D配列を作成する
更新しました Oct 4, 2022
環境
環境は、この記事で説明するソリューションで動作することが確認されている製品を示しています。このソリューションは、他の同様の製品またはアプリケーションにも適用される場合があります。
ソフトウェア
LabVIEW
LabVIEW VIで配列を作成した場合、デフォルトでは1次元配列が作成されます。このチュートリアルでは、LabVIEWフロントパネルもしくはブロックダイアグラムにおける配列操作により2D配列を作成する方法を確認します。
フロントパネル
LabVIEWを起動してVIを開きます
フロントパネルを右クリックし、
制御器>>データコンテナ>>配列
をフロントパネルに追加して、
配列のデータタイプを定義
します。
次のいずれかの方法で、配列に次元を追加します。
配列番号表示
(配列の左側)を右クリック>>ショートカットメニューから[次元
の追加
]を選択します。
配列番号表示
の数が目的の次元数になるまで、
配列番号表示
を下にドラッグし、
配列番号表示
の数を増やします。 (2D配列にする場合、2つの
配列番号表示
が表示されるまでドラッグします)
ブロックダイアグラム
LabVIEWを起動し、VIを開きます。
ブロックダイアグラムを右クリックして、[
配列] >> [配列初期化]
を追加します。
デフォルトでは、
配列初期化
関数は1次元配列を作成するように設定されています。
配列初期化
関数を左クリックして、青いサイズ変更ノードを表示します。
目的の次元の数になるまで、下部の青いノードをクリックしてドラッグし、
関数の入力端子の数を変更します
。 (2D配列の場合、2つの入力端子が表示されるまでドラッグします)
各次元で必要な要素の数を定義します。
最初の
次元サイズ
の入力端子を右クリックし、[
定数の作成
]を選択し、配列の
行
数を定義します。
2番目の
次元サイズ
の入力端子を右クリックし、 [
定数の作成
]を選択し、配列の
列
数を定義します。
必要なデータ型の定数を
要素
入力に追加します。これにより、配列全体のすべての要素が設定されます。
以下の例では、2D配列に5つの行と2つの列が定義されています。配列は文字列データ型要素で埋められており、すべての値が「hello」として初期化されています。
関数の
初期化配列
の出力端子を右クリックし、「
表示器の作成」
を選択します。
フロントパネルで、初期化配列の表示器の隅にカーソルを合わせ、カーソルが配列の大きさを変更するモードになった事を確認し、配列の要素数を変更します。
配列の大きさはブロックダイアグラムで指定した寸法よりも大きい状態でも問題ありません。プログラムが実行されると、ブロックダイアグラムで指定された行と列の次元内の配列要素のみが表示されます。
VIを実行して2D配列の作成・表示を行います。
関連リンク
配列制御器および表示器を作成する
Array Functions - LabVIEW Help
Dynamically Build a Simple Array - Community Example
Build 2D array and write to Excel - Community Example
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