解決策
さまざまな理由でシミュレーションエラーが発生する可能性があります。これらの問題を解決するには、まず
Convergence Assistantで問題の解決を試みます。修正できない場合は、下記の原因を調査します。
- フローティングコンポーネント(ピンが未接続の部品)。使用されていなくても問題が発生してSPICEマトリックスに入ることはできますが、後ほど問題を引き起こす可能性があります。
- 非常に小さな抵抗値。これは、大きな計算を作成する1/抵抗としてSPICEマトリックスに入力します。
- P-N接合間の直接電圧源。通常はLEDとインジケータのコンポーネントで発生します。
- 並列電圧源およびインダクタ
上記を確認した後でも収束問題が依然として発生している場合は、許容範囲を調整します。次の手順で許容差を変更することができます。
- Simulate>>Interactive simulation settingsを選択します。
- Analysis optionsタブを選択します。
- Customize...を確認します。
- Globalタブでは、次のガイドラインに従って許容値を調整できます。
- RELTOLを0.01以下に増やす
- VNTOLを1e-3以下に増やす
- ABSTOLを1e-6以下に増やす
- TransientタブでIntegration method [METHOD] をGearに変更する