プログラム的に画像をピクチャ制御器へ挿入してサイズを変更する

更新しました Dec 13, 2023

使用製品

ソフトウェア

  • LabVIEW

問題

LabVIEWでピクチャ制御器に画像を挿入し、画像と制御器のサイズをプログラム的に一致させたいと考えています。フロントパネルの画像サイズを手動で変更することなく、自動これを行うにはどうすれば良いですか?

解決策

クリップボードから画像をコピーして貼り付ける、または画像をフロントパネルにドラッグするだけで、画像がフロントパネルのオブジェクト装飾になります。画像をピクチャ制御器に正しく挿入し、プログラム的にサイズを変更するプロセスは以下のとおりです。
 
ファイルタイプ画像ファイルを読み取るVI
.bmpBMPファイルを読み取るVI
.jpegJPEGファイルを読み取るVI
.pngPNGファイルを読み取るVI
 
  1. フロントパネルにコントロールパレットのモダン>>グラフ>>制御器から2Dピクチャ制御器を挿入します。
  2. ブロックダイアグラムに移動して、関数パレットのプログラミング>>グラフィックス&サウンド>>グラフィック形式から画像ファイルを読み取るVIを配置します。画像の種類に応じて、適切な画像ファイルを読み取るVIを選択します。
  3. 画像ファイルを読み取るVIで、画像ファイルのパス端子(例: JPEGファイルパス)を右クリックし、作成>>制御器を選択します。
  4. ブロックダイアグラムに関数パレットのプログラミング>>グラフィックス&サウンド>>ピクチャ関数から平坦化ピックスマップ描画VIと空のピクチャ定数を配置します。
  5. ブロックダイアグラムで関数パレットのクラスタ、クラス、バリアントから名前でバンドル解除関数を配置し、画像ファイルを読み取るVIの出力を配線します。
  6. 名前でバンドル解除関数を拡張して2つの出力を表示し、上部出力にはRectangle>>rightを、下部出力にはRectangle>>bottomを選択します。
  7. 名前でバンドル解除関数の隣にバンドル関数を配置します。
  8. ブロックダイアグラムでピクチャ制御器を右クリックし、作成>>プロパティノード>>描画範囲サイズを選択して、プロパティノードを配置します。
  9. プロパティノードを右クリックし、書き込みに変更を選択します。
  10. 下図のように関数を配線します。