USBTMCを使用してUSB計測器と通信する

更新しました Jun 14, 2019

使用製品

Hardware

  • USB Cable

Driver

  • NI-VISA

問題

  • USBTMCを使用して通信するUSB計測器があり、LabVIEWを使用して通信したいです。USBTMCとは何ですか?また、LabVIEWを使用して計測器とどのように通信できますか?
  • 使用しているUSBTMCデバイスはWindowsでは正しく動作しますが、Linuxでは表示されません。

解決策

Windows

WindowsにおいてNI-VISA バージョン3.0以降では、USBTMCに準拠したデバイスとコントローラとして通信することが可能であり、USBTMC準拠のデバイスを検出するように設定されています。このようなデバイスを使用するには、コンピュータに接続します。NI-VISAが正しくインストールされている場合、デバイスはUSB Test & Measurement Classデバイスとして認識されます。Measurement&Automation Explorer(MAX)を開くと、新しいデバイスがデバイスとインターフェース>>USBデバイスの下に表示されます。 これにより、GPIBリソースのようにこのリソース名を使用することが可能になります。


 

Macintosh

Macintoshでは、NI-VISA 3.2以降が必要です。VisaConfigアプリケーションを開き、デバイスがUSBリソースの下に表示されます。


 

Linux

Linuxでは、NI-VISA 3.2以降が必要です。VisaConfigアプリケーションを開き、デバイスがUSBリソースの下に表示されます。

Linux Red Hatでは、usbtmcデバイスの中には、カーネルのusbtmcモジュールと競合するものがあります。 usbtmcモジュールを一時的にアンロードするには、装置を接続して電源を入れた状態で、rootとして「rmmod usbtmc」を実行します。より恒久的な回避策は、モジュールがそれ以上ロードされないようにブラックリストに載せることです。詳細については、外部リンク: Blacklisting a Moduleを参照してください。

追加情報

USBTMCは、USB Test & Measurement Classの略称で、GPIBのような通信をUSBデバイスと行うために、USBをベースに設計されたプロトコルです。ユーザーからは、USBデバイスはGPIBデバイスのように動作しているように見えます。たとえば、VISA書き込み関数で*IDN?を送信し、VISA読み取り関数でデバイスの情報を受信することが可能です。USBTMCプロトコルは、サービスリスエスト(SRQ)、トリガ、そして他のGPIB特有の動作をサポートします。

USBTMCにより、機器メーカーはVISAを用いた計測器ドライバやさまざまなアプリケーションなど既存のソフトウェアと互換性を維持したまま、物理層をGPIBからUSBに変更することが可能となりました。

ここで注意しなければならないことは、すべてのUSBデバイスがUSBTMCに準拠しているわけではないということです。機器メーカーは、USBTMCに対応するためにUSBデバイスのファームウェアをアップデートしなければなりません。USBポートを搭載したDMMやオシロスコープのような従来の計測器は、USBTMCに対応する可能性が高いと考えられます。お手持ちの計測器がUSBTMCに準拠しているかどうかは、計測器の取扱説明書などを参照してください。

リソース名の構文の詳細については、関連リンクセクションにあるNI-VISA製品マニュアルviOpenに関する説明を参照してください。

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