解決策
LabVIEW 6.0から7.1では、プロパティノードを使用して、フロントパネルのスクロールバーをプログラム的に表示または非表示にできます。LabVIEW 8.0以降では、フロントパネルにペーンが導入されました。この機能により、フロントパネルのセクションを個別にスクロールでき、プログラム的にも制御可能です。
LabVIEW 8.0以降
- 関数>>プログラミング>>アプリケーション制御パレットにあるプロパティノードをダイアグラムに配置します。
- プロパティノードを右クリックして、クラスを選択>>VIサーバ>>VI>>VIを選択します。デフォルトでは、これは現在のVIを参照します。
- プロパティノードの下半分にあるプロパティを左クリックして、フロントパネルを選択します。
- 新しいプロパティノードを別途配置します。
- 2番目のプロパティノードにPanelリファレンスに配線します。
- 2番目のプロパティノードでプロパティを左クリックし、ペーン[]を選択します。
- 新しいプロパティノードを別途配置します。
- 3番目のプロパティノードを囲むようにForループを作成してすべてのペーンrefnumにアクセスするか、指標配列関数を使用して特定のペーンのrefnumにアクセスします。
- Forループまたは指標配列関数を介して3番目のプロパティノードにペーン[]リファレンスを配線します。下図のように、ワイヤは配列ではなく単一のrefnumである必要があります。
- 3番目のプロパティノードでプロパティを左クリックし、プロパティ>>水平スクロールバー表示を選択します。
- 関数>>プログラミング>>アプリケーション制御パレットからリファレンスを閉じる関数を3つ配置します。
- 3つのプロパティノードから各リファレンスをリファレンスを閉じる関数に配線します。
- HorizScrollbarVisibilityおよびVertScrollbarVisibilityプロパティノードを右クリックして、書き込みに変更を選択します。
- 各入力端子を右クリックして、作成>>定数または制御器を選択します。
LabVIEW 6.0~7.1
- 関数>>アプリケーション制御パレットにあるプロパティノードを使用します。
- プロパティノードを右クリックして、VIサーバクラスを選択>>VIを選択します。デフォルトでは、これは現在のVIを参照します。
- プロパティノードの下半分にあるプロパティを左クリックし、プロパティ>>フロントパネルウィンドウ>>スクロールバー表示を選択します。
- ブール制御器または定数を作成し、それをFP.ShowScrollプロパティに配線します。
- 関数>>アプリケーション制御パレットからリファレンスを閉じる関数を配置します。
- プロパティノードからリファレンスを閉じるVIにリファレンスを配線します。
スクロールバーをグローバル変数に復元する
- 関数>>プログラミング>>アプリケーション制御>>VIリファレンスを開くを選択し、ブロックダイアグラムに配置します。
- VIリファレンスを開く関数のVIパス入力を右クリックし、作成>>定数を選択します。
- グローバル変数へのファイルパスを入力します。
- VIを実行します。スクロールバーはグローバル変数のフロントパネルに戻ります。