解決策
LabVIEWとMicrosoft Officeの互換性のないバージョンを使用する場合、いくつかの問題があります。これにより、レポート生成ツールキットVIが破損します。
この問題を解決するには、次の手順を行います。この手順ではExcel Sort Data VIを例として使用していますが、他のVIも同様の手順で修正することができます。
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互換性のあるバージョンのMicrosoft Office 32ビット版を使用していることを確認します。
- 壊れているVIを開きます。
例: C:\Program Files (x86)\National Instruments\LabVIEW <バージョン番号>\vi.lib\addons\_office\excel.llb\Excel Sort Data.vi
メモ: <バージョン番号>を修復する特定のLabVIEWバージョンに変更します。64ビットバージョンのLabVIEWを使用する場合、最上位フォルダは通常C:\Program Files\であり、(x86)は含まれません。
- このVIを開いたら、壊れた実行矢印をクリックし、インボーグノードのエラーメッセージを選択して、エラーを表示をクリックします。
- ネストされたケースストラクチャ内のインボーグノードに移動します。
- 対象のインボーグノードを右クリックして、インボーグノードに再連結を選択します。
- インボーグノードを再連結の選択が表示されない場合は、インボーグノードに置き換えてVIを修正する必要がある場合があります。
- インボーグノードを選択します(上図では、Rangeという黄褐色のブロックです)。
- コピーしてからブロックダイアグラムに貼り付けます。
- 古いインボーグノードを削除し、新しいインボーグノードに置き換えて未配線となった破線を再配線します。ノードを削除する前に、以前のコピーを保存するか、スクリーンショットを撮って、接続を作成する場所を確認することをお勧めします。
- リストの下部に新たな入力ノードが表示されます。下図の例では、SubField1が追加されています。
- これで実行矢印は壊れなくなります。このVIを保存して、このVIを使用しているメインVIをもう一度実行して動作確認を行います。
- これで問題が解決しない場合は、Excel Sort Data.viが存在するフォルダを一括コンパイルします。これを行うには、ツールメニュー>>上級>>一括コンパイル...をクリックしてExcel Sort Data.viのあるフォルダに移動し、現在のフォルダを選択します。コンパイルするディレクトリが正しいことを確認して、一括コンパイルをクリックします。
- それでも問題が解決しない場合は、Microsoft Officeソフトウェアの再インストールを行います。これにより、インストール中に破損が発生した場合の問題が解決します。