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L
eqを計算する方程式は、対象信号区間で積分および正規化した音圧レベルで除算します。この結果は、以下のように表します。
- Leq = 等価平均音圧レベル(dB)
- p0 = 基準音圧レベル(通常 20 µPa)
- pA = 収集した音圧
- t1 = 測定の開始時間
- t2 = 測定の終了時間
Leq計算は時間領域データで実行され、結果の音圧レベルは特定の周波数帯域を表さないことに注意する必要があります。特定の帯域においてLeqを計算するには、まずデータをフィルタして対象の周波数帯域を分離する必要があります。下記の例は、A-Weighting Filter VIでフィルタ後にSVL Leq Sound Level VIを使用して、信号の等価平均音圧レベルを計算しています。
A特性によって補正した等価平均音圧レベルは、騒音環境でノイズレベルを特徴づけるために業界で使用されている一般的な測定で、等価騒音レベル(LAeq)とも呼ばれています。この結果は、周波数成分をフィルタする加重デシベルスケールであるdB(A)で表現され、人間の聴覚を考慮しています。