追加情報
LabVIEW DSC 2013~2016またはLabVIEW 2017でOPC UAツールキットのOPC UA APIを使用してOPC UAサーバと通信する
LabVIEW 2013から2016までに対応したLabVIEW DSCモジュールには、OPC UAサーバとクライアントとの間でプログラム的に通信し、データを交換するためのAPIが含まれています。LabVIEW 2017以降、OPC UAツールキットはLabVIEW DSCから分離され、個別のLabVIEWツールキットになりました。このプロセスの詳細については、
OPC UAサーバとクライアントの使用(DSCモジュールまたはReal-Timeモジュール)を参照してください。
LabVIEW DSC 8.0以降でシェア変数を使用してOPCサーバと通信する
LabVIEW 8.0以降、LabVIEW DSCモジュールはシェア変数エンジン(SVE)の機能を拡張し、LabVIEWがOPC DAクライアントとして機能するようになりました。OPCサーバ機能は、別のNI OPCサーバソフトウェアによって提供されます。このプロセスの詳細については、
Connect LabVIEW to Any PLC Using OPCを参照してください。
LabVIEW DSC 7.1以前でタグエンジンを使用してOPCサーバと通信する
LabVIEW DSCエンジン(タグエンジン)がOPCを処理します。LabVIEW DSCはOPCクライアントである場合、OPC操作ではかなり効率的です。I/Oポイントが30点を超える場合は、データソケットを使用して効率を犠牲にします。I/Oが30点では、LabVIEW DSCとタグエンジンの使用を検討する必要があります。
LabVIEW DSCはOPCサーバである場合、OPCクライアントはタグエンジンを起動できます。OPCクライアントがタグエンジンを起動すると、タグエンジンは現在の
.scfファイルを読み取ります。タグエンジンは、
.scfファイルに記載されたタグに必要なすべてのサーバをロードできます。ただし、OPCクライアントは、タグエンジンが使用する
.scfファイルを指定できません。タグエンジンは現在の.scfファイルのみを使用するため、このタイプのアクセスが必要な場合は、正しい
.scfファイルがデフォルトとして設定されていることを確認する必要があります。
OPCサーバとして機能するタグエンジンからデータにアクセスすると、Lookoutやその他のOPC対応ソフトウェアなどのクライアントソフトウェアは、タグエンジンをNational Instruments.OPCLabVIEWという名前のOPCサーバとして認識します。
.scfファイルがOPC項目名として表示します。
DataSocketを介してOPCサーバと通信する
DataSocketプロトコルにはOPC層があり、DataSocketを使用してOPCサーバに読み書きすることができます。 LabVIEW 5.1以降、どのバージョンのLabVIEWでもDataSocketクライアントとしてOPCサーバに接続できます。
LabVIEWには、上記のプロセスを示すサンプルが付属しています。LabVIEWのサンプルにアクセスするには、
ヘルプ>>サンプルを検索からLabVIEWサンプルファインダを開きます。サンプルファインダが開いたら
参照タブをクリックし、
ネットワーク>>DataSocket»プロセス管理用OLE(OPC)に移動すると、その例が表示されます(OPC項目をDataSocketで監視 [
Monitor OPC Items with DataSocket.vi])。
メモ: DataSocketはOPCサーバ 3.xと通信できません