解決策
一般的なTDMSファイル
通常、TDMSファイルのサイズは次の要因に依存します。
予測サイズ = (各データタイプが消費するバイト数)X(チャンネル数)X(ロギングの継続時間)
たとえば、4つのチャネルで10秒間(1秒間に1回)、倍精度小数数値データタイプを記録するとします。倍精度小数数値データタイプで消費されるバイト数は8バイトなので、予測サイズ = 8 X 4 X 10 = 320バイトとなります。
DAQmxロギングを構成VIを使用して記録されたTDMSファイル
DAQmxロギングを構成VIを使用してログを記録する際、サイズはデータタイプに依存せず、ハードウェアで使用されるADCの幅に依存します。
上記の例を考慮すると、データタイプが倍精度小数であっても、DAQmxロギングを構成VIにより、未加工のADC出力がTDMSファイルに記録されます。ADCの幅が16ビット(2バイト)であると仮定すると、予測サイズ = 2 X 4 X 10 = 80バイトとなります。
メモ: TDMSファイルに含まれる追加のメタデータのため、TDMSファイルの実際のサイズは常に予測サイズよりもわずかに大きくなります。