解決策
LabVIEW 5.0で導入されたVIサーバは、フロントパネルのオブジェクト、VI、およびLabVIEW環境を動的に制御できる関数セットです。VIサーバを使用すると、同じマシン上またはネットワーク上で、VIおよびLabVIEWをプログラム的にロードして実行することもできます。VIサーバの関数は、
関数パレット>>プログラミング>>アプリケーション制御サブパレットにあります。すべてのVIには、読み取りまたは書き込み可能なプロパティと、これらのVIサーバ関数を使用して呼び出せるメソッドがあります。VIサーバは、LabVIEW 4.xのVIを制御VIを置き換えます。
VIサーバには、プラットフォームに依存しないオブジェクト指向アーキテクチャがあります。VIサーバの一部である各オブジェクトは、クラスの一部です。オブジェクトが属するクラスは、利用可能なプロパティとメソッドを決定します。これらのクラスの多くはサブクラスがあります。たとえば、ブール制御器は、ControlクラスのメンバーであるBooleanクラスのメンバーです。Controlクラスは、GenericクラスのメンバーであるGObjectクラスのメンバーです。Booleanクラスなどの下位レベルのクラスは、独自のプロパティとメソッドを持ち、Genericクラスなどの上位クラスのプロパティとメソッドを継承します。
VIサーバの使用例として、下記にVIサーバのコードスニペットを示します。この例では、VIのフロントパネルウィンドウのサイズをプログラム的に変更しています。
