解決策
シャーシのカウンタに外部からアクセスするには、cDAQシャーシにハードウェアタイミングのデジタルI / Oをプラグインできるモジュールが必要です。cDAQシャーシカウンタにアクセスするために使用できるモジュールの詳細については、cDAQ Module Support for Accessing On-board Countersを参照してください。NI 9172では、カウンタにアクセスするにはこのモジュールがスロット5または6にある必要があります。新しいcDAQシャーシ(NI 9171/9174/9178/9181/9188/9191)の場合、モジュールはどのスロットにも挿入できます。
そのようなモジュールがシャーシに挿入されていなくても、内部カウンタを設定し、シャーシバックプレーンを介して他のモジュールからアクセスできます。
デフォルトでは、DAQmx物理チャンネル制御ドロップダウンメニューには内部チャンネルがリストされません。 非表示のチャネルを表示するには、I/O名フィルタ設定を次のように変更します。
- DAQmx物理チャンネル制御器を右クリックします。
- I/O名フィルタ設定...を選択します。
- フィルタ名ダイアログが表示されたら、内部チャンネルチェックボックスにチェックを入れます。
- OKをクリックします。
DAQmx物理チャンネル制御器を構成すると、使用しているシャーシにより2つもしくは4つの新しいカウンタがドロップダウンメニューに表示されます。cDAQ-9172の場合、チャンネルには_ctr0および_ctr1がリストされます。そのほかのcDAQシャーシはさらに_ctr2と_ctr3もリストされます。これらの_ctrXチャンネルは、内部カウンタであり、その他のデータ収集タスク用にサンプルクロックを生成するために使用されます。