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4線式伝送(全二重)
4線伝送(全二重)では、4本のワイヤは、マスタ側のTransmit Data(TXD)またはReceive Data(RXD)からスレーブ側の反対のピンに配線します。これにより、同時双方向通信が可能となります。
1. マスタからスレーブ:
2. スレーブからマスタ:
NI-Serialは、ピアツーピアRS-485ネットワーク上で4線式全二重伝送をサポートします。マルチドロップRS-485ネットワークには、追加のソフトウェア開発が必要です。
2線式伝送(半二重)
2線式伝送(半二重)では、マスタ側のTransmit Data (TXD+)およびReceive Data (RXD+)は、スレーブ側のTXD+およびRXD+へ合わせて配線します。同様に、マスタ側のTXD-およびRXD-も、スレーブ側のTXD-およびRXD-へ合わせて配線します。マスターとスレーブを接続するケーブルは1組だけです。RS-485プロトコルは一度に一方向に通信する必要があるため、2線式半二重モードは非同時双方向通信となります。
下図は、DB-9コネクタのピン配列です。