解決策
このエラーは、ホストマシンにターゲットコントローラ上のものとは異なるバージョンのLabVIEW Real-Timeモジュールがインストールされている場合に発生します。このエラーを解決するには、ホスト上の LabVIEW Real-Time のバージョンと同じバージョンの LabVIEW Real-Time モジュールをコントローラにインストールします。
- ホストで使用されているLabVIEWのバージョンを確認します。これは次のようにして確認できます。
- RTコントローラにインストールされているLabVIEWのバージョンを確認します。 NI MAXを開き、リモートシステムの下にあるコントローラのソフトウェアタブを展開し、ターゲット上に存在するLabVIEW Real-Timeのバージョンを調べます。これらのバージョンが異なる場合、エラー メッセージが表示されます (例えば上の 2023Q1 の画像と下の 22.3 の画像のように不一致である場合)。
- RTコントローラにインストールされているRTイメージ(Linuxベースまたはレガシー)の種類に応じて、LabVIEW Real-Timeバージョンを変更するプロセスは異なります。
LinuxベースイメージのバージョンがホストPCにインストールされているLabVIEWバージョンと同じかそれ以降の場合たとえば、LabVIEW 2023がホストで使用されており、コントローラのLinuxベースイメージのバージョンが2024Q1である場合には以下のようにします。
- LabVIEWのバージョンを変更するには、NI MAX上でターゲットについてソフトウェアタブを右クリックし、 ソフトウェアの追加と削除を選択します。
ホストPCにインストールされているLabVIEWのバージョンよりも古いLinuxベースイメージのバージョンがインストールされている場合たとえば、LabVIEW 2023がホストで使用されており、コントローラのLinuxベースイメージのバージョンは2022Q3場合には以下のようにします。
- コントローラ上の Linux ベースイメージをホスト内の同じバージョンまたはそれ以降のバージョンに更新します。このプロセスの詳細については、この記事 を参照してください。
- ホスト PC に一致するプログラミング環境を選択します (この例では LabVIEW 2023)。
レガシーインストールRT コントローラーへNI MAXからソフトウェアをインストールする際に Linuxベースイメージの代わりにレガシー インストールの項目がある場合、
コントローラを再フォーマットし、ホスト上のターゲットに同じバージョンの LabVIEW Real-Time をインストール することができます
。以下の画像は、レガシー インストールの
ソフトウェアタブがどのように見えるか、および
ソフトウェアの追加と削除を選択した後に表示されるウィンドウを示しています。ホスト PC にインストールされているソフトウェアに応じて、2 つのオプションのいずれかが表示される場合があります。