追加情報
RTターゲットVIのフロントパネルオブジェクトを修正する
RTターゲット上でVIまたはスタンドアロンアプリケーションを実行している際は、フロントパネルを変更するようなVIを実行することはできません。たとえば、RTターゲットで実行されるVIにはフロントパネルがないため、プロパティノードを使用してフロントパネルオブジェクトのプロパティを変更または読み取ることはできません。VIは引き続きRTターゲットで実行されますが、フロントパネルオブジェクトは影響を受けず、エラーを返します。場合によっては、RTターゲットとのフロントパネル接続を確立して、サポートされていないLabVIEWの機能を使用することができます。プロジェクトエクスプローラウィンドウでRTターゲットを右クリックしてショートカットメニューから接続を選択し、ターゲットとのフロントパネル接続を開きます。
以下の機能は、フロントパネル接続のRTターゲットでのみ動作します。
- フロントパネルのプロパティノードおよび制御器リファレンス
メモ: RTターゲットは、プロパティノードと制御器リファレンスの値を非同期に更新します。つまり、プロパティノードまたは制御器リファレンスには、表示器または制御器の最新の値が含まれていない可能性があります。 - ダイアログVIおよび関数
- VIサーバフロントパネル関数
メモ: LabVIEWに付属するサンプルVIの一部は、サポートされていないVIや関数を使用しており、RTターゲットでは実行されないものがあります。
再入可能VIをデバッグする
RTターゲットで実行中の再入可能VIのコピーには、LabVIEWデバッグツールは使用できません。LabVIEWはフロントパネルで再入可能VIのコピーを識別し、RTターゲットで実行中のVIはフロントパネルを含まないため、LabVIEWは再入可能VIのコピーをデバッグ用に開くことができません。ただし、RTターゲットにアプリケーションをデプロイする前に、Windows上でアプリケーションを実行してデバッグすることはできます。