NIソフトウェアのクラッシュをトラブルシュートするためのWinDbgダンプファイルを入手する

更新しました Jun 25, 2019

使用製品

Software

  • LabVIEW

Operating System

  • Windows

問題

ナショナルインスツルメンツ(NI)のソフトウェアを使用しているアプリケーションで例外やクラッシュが発生しています。NIの技術サポートより、さらなるトラブルシューティングを行うためにWinDbgダンプファイル(.dmp)を要求されました。このファイルを入手するにはどうすればよいですか?

解決策

WinDbgツールを使用すると、アプリケーションの実行中にプロセス例外情報を監視するためにできます。アプリケーションでクラッシュ、例外、またはその他の深刻な問題が発生した場合、WinDbgは問題発生時に実行されているコードに関する情報を含むダンプファイルを生成します。この情報は、NIの技術スタッフが問題を特定する際に役立ちます。以下の手順では、WinDbgを構成するための推奨手順、およびダンプファイルの入手方法について説明します。

 

WinDbgをインストールして使用する

  1. このツールを入手するには、次のいずれかのインストーラをダウンロードします。
  2. インストーラを実行し、Debugging Tools for Windowsチェックボックスだけにチェックを入れてインストールします。

 
  1. 監視したいアプリケーションを起動します。
  2. 下記に移動してWinDbgを起動します。
    • Windows 10の場合、スタートメニュー>>プログラム>>Windows Kits>>Debugging Tools for Windows>>WinDbgに移動します。
    • Windows 7の場合、スタートメニュー>>すべてのプログラム>>Debugging Tools for Windows>>WinDbgに移動します。


メモ: 対象のソフトウェアプロセスには、適切なバージョンのWinDbgを必ず使用してください。たとえば、WinDbg(x86)はLabVIEW 32ビット版で、WinDbg(x64)はLabVIEW 64ビット版で使用する必要があります。
 

  1. WinDbgでFile>>Attach to a Process...を選択します。
  2. プロセスリストからアプリケーションのプロセスを選択します。Sort>>By Executableを選択してプロセスリストをアルファベット順にソートすると、プロセスを見つけやすくなります。LabVIEW開発環境でアプリケーションを実行している場合は、LabVIEW.exeを選択します。プロセスを選択したら、OKをクリックします。

 
  1. コマンドラインウィンドウがメインのWinDbgアプリケーションに表示されます。 Debug>>Goを選択します。
  2. WinDbgはプロセス監視を開始します。この状態でアプリケーションでクラッシュやその他の例外を再現します。問題が発生したら、WinDbgアプリケーションウィンドウに移動します。


メモ: WinDbgがプロセス例外を検出すると、アプリケーションは応答しないように見え、ユーザ操作ができなくなります。
 

  1. WinDbgウィンドウの下部にあるプロンプトに次のコマンドを入力して、ダンプファイルを作成します。ここで、設定するパスは、例えばローカルデスクトップなど書き込み権限があるパスを使用します。

    .dump /ma C:\[path]\filename.dmp


 
  1. WinDbgがダンプファイルの書き込みを完了するまで待機します。その後、WinDbgウィンドウでエラーまたは成功のメッセージを確認します。

 
  1. WinDbgを閉じます。これにより、アプリケーションも自動的に終了します。


WinDbgによって作成されたダンプファイルは、NI技術サポートのスタッフがLabVIEWプロセス例外の原因をさらに特定するために使用することがあります。一般的なダンプファイルのサイズは数百MBあるため、NI技術サポートへの電子メールに添付することはできません。そのため、FTPなど他のファイル転送方法を使用する必要があります。FTPサーバを使用する方法については、FTPサーバにファイルを転送するには?を参照してください。

追加情報

コンパイル済み実行ファイルのトラブルシューティング

WinDbgは、LabVIEWでビルドした実行ファイルで発生する例外のトラブルシューティングにも使用できます。上記の例のようにWinDbgをLabVIEW.exeプロセスに接続するのではなく、デバッグツールでカスタムアプリケーションを指定します。この診断情報は、多くの場合、開発環境と同様に、LabVIEWランタイムシステムの領域を解析するためにNIサポートによって使用されることがあります。


 

代替方法

Windows 7以降では、クラッシュするのではなくハングする、応答しないソフトウェアに対する代替方法があります。Windowsのタスク マネージャーを開き、LabVIEW.exeプロセスを右クリックして、ダンプファイルの作成を選択することで、ダンプファイルを作成できます。

64ビットOSとNIソフトウェアの32ビット版を使用している場合は、次の場所に格納されている32ビット版のタスク マネージャーを起動する必要があります。

C:\Windows\SysWOW64\taskmgr.exe

 

Windows XP以前の場合

Windows XP以前のバージョンでは、ワトソン博士ツールを使用して補足的なクラッシュ情報を提供することもできます。ただし、ほとんどの場合、NIではWinDbgツールを使用することをお勧めします。

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