MAX がない状態でcRIO 上のエラー ログを見つけるにはどうすればよいですか

更新しました Apr 22, 2024

使用製品

ソフトウェア

  • LabVIEW Real-Time Module

ドライバ

  • NI-RIO

オペレーティング・システム

  • NI Linux Real-Time
  • VxWorks
  • PharLap

問題

アプリケーションがデプロイされたcRIO を持っていますが、MAX を持っていません。問題が発生した場合、エラー ログを抽出するにはどうすればよいですか?

解決策

システムが最後にクラッシュしたり予期せぬ動作をしたときの、関連する日付と時刻を含むファイルをホストPCにFTP で送信します。これを達成するための一連の手順は次のとおりです。
  1. ファイルを転送できるアプリケーションを開きます (例: Windows ファイル エクスプローラーまたは FileZilla)。Linuxの場合、WebDAVが推奨されます。詳しくは関連リンクを確認してください。
  2. FTP アプリケーションを使用している場合には、IP アドレスを使用してターゲットコントローラを参照します。WebDAVを使用している場合にはファイルエクスプローラでターゲットのIPアドレスを指定します。
  3. オペレーティング システムごとに以下の表で指定されているディレクトリに移動します。 cRIO が実行しているオペレーティング システムを確認するには、 この記事 を参照してください。
  1. そのフォルダー内に、 lvlogMM-DD-YY-HR-MN-SC.txt (-月-日-年-時-分-秒) の形式で一連のログ ファイルがあります。発生した障害の日時と最も一致するものを抽出します。たとえば、ログが 2016 年 6 月 23 日の午前 5 時 33 分に作成された場合、ファイル ディレクトリにはlvlog06-23-16-05-33-00.txtが表示されることが予想されます。

追加情報

LabVIEWでエラーが発生した場合は、このファイル内にLabVIEWエラーログが表示されます。リアルタイム エラーが発生した場合は、RTLog が表示されます。 RTLog セクションから、表示されている内容に関連すると思われる情報を取得できます。

MAX の通常の手順では、cRIO コントローラを右クリックしてエラー ログを表示を選択します。そこでコントローラ内のログを調べて、RT エラーまたは LabVIEW エラーが存在する場所を見つけて、必要に応じてCreate Reportを選択します。

VxWorks OS の場合、c/tmp フォルダーはエラー ログ ファイルを消去しません。それらを削除したい場合は、手動で削除するか、ディスク クリーンアップを実行する必要があります。