解決策
ほとんどのVIファイルには、フロントパネル、ブロックダイアグラム、コード、データの4つのセクションがあります。ダイアグラムなしでVIを保存すると、ブロックダイアグラム部分が削除されます。 VIはブロックダイアグラムと同様に実行されますが、異なるLabVIEWバージョンおよびオペレーティングシステム(OS)でのこのVIのサポートは大幅に減少します。
LabVIEWの優れた機能の1つは、一般 VIがOSやバージョンに依存しないことです。 VIを保存するたびに、VIを保存しているコンピュータ上でブロックダイアグラムが機械語にコンパイルされます。このマシン語は、前述したVIの「コード」セクションになります。機械語はコンパイルされたコードであり、LabVIEWの特定のバージョンおよびコンパイルされたOSに固有です。
その情報に基づいて、VIをダイアグラムなしで保存すると、次のようになります。
- 編集を変更したり、ブロックダイアグラムを表示したりすることはできなくなります。
- LabVIEWの他のバージョン(古いか新しいか)では、VIを開いたり実行したりすることはできません。これを実行しようとすると、 LabVIEWロードエラーコード11が表示されます。ブロックダイアグラムがないため、VIバージョンを現在のLabVIEWバージョンに変換できません。
- 他のOSではVIを開いたり実行したりすることはできません。