Get Terminal Name with Device Prefix VIの保存場所

更新しました Jan 18, 2023

使用製品

ソフトウェア

  • LabVIEW

ドライバ

  • NI-DAQmx

問題

古いLabVIEW VIを開こうとすると、ダイアログボックスが表示されて、Get Terminal Name with Device Prefix.viというサブVIを検索し始め、このサブVIを見つけるように要求します。無視をクリックしてLabVIEW VIを開くと、灰色の疑問符が付いた白いボックスがあり、そこに Get Device Name with Device Prefix VIが必要であったことが表示されます。

解決策

Get Terminal Name with Device Prefix VIは、DAQmxサンプルプログラムの一部で、非常に便利なサブVIであり、いくつかのサンプルプログラムで使用されています。Get Terminal Name with Device Prefix VIを見つけて使用するには、いくつかの方法があります。一時的な修正には、最初の2つの方法のいずれかを行います。今後この問題を継続的に回避するには、最後の方法がより適切です。
 

  • サブVIの場所を把握している場合は、VIの中で見つからないサブVIを右クリックしてから、置換>>VIを選択を選択します。 そして、LabVIEWサンプルフォルダ内のDAQmxユーティリティの中にあるGet Terminal Name with Device Prefix.viを選択します。
    C:\Program Files (x86)\National Instruments\LabVIEW 2018\examples\DAQmx\_Utility\Get Terminal Name with Device Prefix.vi
     
  • LabVIEWおよびDAQmxの旧バージョンでは、Get Full Terminal Name VIという別の名前Iを使用しています。このサブVIを使用しているサンプルプログラムは、サンプルを検索>>ハードウェア入力と出力>>DAQmx>>同期フォルダにあるMulti-Device Sync-AI and AO-Shared Timebase & Trig-DSA.viです。このサブVIは、上記の方法と同様のパスに保存されています。
     
  • 今後この問題を継続的に回避するために、必要なサブVIの場所をLabVIEWのVI検索パスに追加することができます。この方法を一度行うと、VIがロードされたときにLabVIEWが自動的に適切な場所を検索してサブVIを見つけることができるようになります。検索項目を追加する手順は、以下のとおりです。
     
    1. LabVIEWを起動します。
    2. ツール>>オプション に移動します。オプションダイアログボックスで、左側の欄からパスカテゴリを選択します。
    3. 右側の欄でドロップダウンメニューからVI検索パスを選択します。

       
    4. デフォルトを使用チェックボックスのチェックを外します。
    5. 参照ボタンをクリックして、C:\Program Files (x86)\National Instruments\LabVIEW 2018\examples\DAQmx\_Utilityに移動し、フォルダーの選択ボタンをクリックします。
    6. このパスを選択したら、後に挿入ボタンをクリックしてこのパスをリストに追加します。

       
    7. これで、Get Terminal Name with Device Prefix VIを使用するVIを開くと、LabVIEWはそれを自動的に検出します。 LabVIEWのバージョンによっては、新しいVIを確認するためのポップアップが表示される場合があります。その場合は、リストからGet Terminal Name with Device Prefix VIを選択して、OKボタンをクリックします。

       
    8. VIのロードが終了すると、警告ポップアップダイアログボックスが表示され、Get Terminal Name with Device Prefix VIが予想外の場所に見つかったことを知らせます。

       

追加情報

コードを作成する際にGet Terminal Name with Device Prefix VIを頻繁に使用すると思われる場合は、関数パレットのユーザライブラリパレットでこのVIを使用できるようにするフォルダへ配置することができます。これを行うには、VIを上記の場所から<LabVIEW >¥user.libフォルダにコピーします。LabVIEWを再起動後、ブロックダイアグラムを右クリックして関数パレット>>ユーザライブラリに移動すると、Get Terminal Name with Device Prefix VIがパレット内に表示されます。