追加情報
LabVIEWは一連のデフォルト動作を使用して、参照する特定の.NETアセンブリのバージョンと、ロードする共通言語ランタイム(CLR)のバージョンを判断します。たとえば、LabVIEW 2017は.NET CLR 4.0をデフォルトで使用しています。これにより、.NET Framework 4.6.2まで使用できます。また、LabVIEW 2012ではCLR 2.0がデフォルトで使用されますが、これは.NET Framework 3.5まで使用できます。.NET構成ファイルを作成して、LabVIEWがCLRをロードするデフォルトの方法を変更することができます。
CLR 2.0を対象とする.NETアセンブリをLabVIEWにロードさせることができます。ただし、古いバージョンのCLRを対象とするアセンブリが予期せず動作する可能性があります。
.NET 2.0 Frameworkで実行ファイルを作成する場合は、その実行ファイルと同じフォルダにも構成ファイルがあることを確認します。これは、LabVIEW.exeと同じフォルダに配置されたのとまったく同じ構成ファイルですが、実行可能なName.exe.configに名前を変更する必要があります。
メモ: supportedRuntime versionトークンは、インストールされている.NET Frameworkのバージョンと一致する必要があります。これを確認するには、インストールした.NET 2.0バージョンに対してアプリケーションの追加と削除をチェックします。