TortoiseSVNは、Microsoft SCC APIをサポートしないSubversionソースコード管理(SCC)クライアントです。 TestStandをTortoiseSVNと統合するには、PushOKのSVN SCCプラグインなどのMicrosoft SCC API準拠のプラグインをインストールする必要があります。 Microsoft SCC API準拠のプラグインがインストールされたら、プラグインを介してSubversionクライアントと統合するようにTestStandを構成できます。これを行うには、以下の手順に従います。
- TestStandメニューバーの Configure >> Station Options を開く
- [Source Control]タブを開く
- SCCプロバイダー を選択する

以下の画像は、TortoiseSVNおよびPushOKのSVN SCCプラグインと統合された場合のTestStandのSource Controlメニューを示しています。

相互互換性のあるバージョンのPushOKとTortoise SVNを使用してください。 PushOKの最新リリースバージョンは1.7.13なので、1.7.15よりも高いバージョンのTortoiseSVNを使用することはお勧めしません。また、PushOKのビット数をTestStand環境のビット数に一致させ、TortoiseSVNのビット数をオペレーティングシステムに一致させます。
追加情報
TestStandは、Microsoft SCC APIをサポートする任意のソースコード管理(SCC)システムと統合されます。次の画像に示すように、TestStandのWorkspaceからファイルとプロジェクトをSCCシステムにチェックイン、チェックアウトすることができます。

TestStand File Differは、シーケンスファイル(.seq)の外部Diff / MergeアプリケーションとしてSubversionクライアントに統合することもできます。 TestStand 2010以降では、起動するTestStand File Differの適切なバージョンを自動的に決定するFile Differ Launcherの実行ファイルがインストールされます。 File Differ Launcherは、TestStandシーケンスファイルをDiff / MergeするためにSCCクライアントで使用することを目的としており、<National Instruments> \ Sharedディレクトリにインストールされます。コマンドライン引数を介してファイルDifferを使用する例については、TestStandヘルプのTestStandファイルDiff / Mergeアプリケーションのトピックを参照してください。
TestStandのソース管理メニューオプションと機能は、TestStandワークスペースファイルに対してのみ機能することに注意してください。