DataSocket URLの構築とLabVIEWでの使用方法

更新しました Nov 20, 2023

この資料はDatasocketがOPCサーバーと通信するときのURLはどのように構成されるか、またLabVIEWでそのURLをどのように使用するかを説明します。

DataSocketを使用してOPCオブジェクトにDataSocket Open Connection.vi によって接続する場合、 LabVIEWのVIでは次の手順に従います。
  1. DataSocket Open Connection.viによりモード(読み取り、書き込み、ReadAutoUpdate、WriteAutoUpdate)に基づくデフォルトのグループ、サーバー、更新レート、およびデッドバンドを作成します。
  2. DataSocket は、新しいオブジェクトに対して ValidateItems および AddItems コマンドを実行します。
  3. ItemName (ItemIDおよびAccessPath)を渡します。
たとえば、URL opc:/National Instruments.OPCDemo/sine では、 sineはItemNameでありItemIDおよびAccessPathによって渡されます。 DataSocketを使用してOPCサーバーに接続する場合、ItemIDと異なるAccessPathを指定する方法はありません。データがDataSocketによって転送されると、LabVIEWはVariantChangeTypeを使用して、ユーザーが要求した元の形式にデータを転送します。 AddItemsへの他の入力はオプションであり、通常はデータを渡しません。
DataSocket通信の戻りオブジェクトで使用可能な属性は、QualityTimeStampです。TimeStampプロパティは秒単位でタイミングを知ることができます。より正確なタイムスタンプを得るには他のプロパティTimeHighおよびTimeLowを使用できます。これは 1/1/1601 から始まる100nsの64ビット間隔として表現されたタイムスタンプです。詳細については以下のリンクを参照してください。