MAXでNI 5600およびNI 5620をNI 5660 RFベクトル信号アナライザとして構成するには?

更新しました Apr 21, 2023

使用製品

ハードウェア

  • PXI-5660
  • PXI-5600
  • PXI-5620

問題

Measurement&Automation Explorer(MAX)のデバイスとインタフェース>>NI-DAQmxデバイスでNI 5600ダウンコンバータを右クリックすると、NI 5600に関連付けられるデジタイザのリストにNI 5620高速デジタイザが表示されません。NI 5620をNI 5600に関連付けるにはどうすればよいですか?

解決策

NI 5620は従来型NI-DAQデバイスであるため、MAXのNI-DAQmxデバイス下ではデバイスを右クリックしても、関連するデジタイザのリストには表示されません。MAXには従来型NI-DAQデバイスのセクションがあり、NI 5620はそのリストに表示されます。
 

NI 5600ダウンコンバータとNI 5620高速デジタイザをNI-5660 RF信号アナライザとして構成する適切な方法は、NI 5660 VIを使用してLabVIEWプログラムで個々のデバイスを一緒に初期化することです。 NI 5660 VIは、LabVIEWの計測器I/O>>計測器ドライバ>>ni5660の関数パレット内にあります。
 

ni5660 Initialize VIには、ダウンコンバータデバイス番号とデジタイザリソース名の入力があります。ダウンコンバータデバイス番号は、従来型NI-DAQがMAXでNI 5600ダウンコンバータに割り当てる番号を指定します。デジタイザリソース名は、従来型NI-DAQがNI 5620デジタイザに割り当てる番号をDAQ::デバイス番号の形式で指定します。ni5660 Initialize VIを使用してデバイスをプログラムする方法の詳細については、下図とNI-RFSAに含まれているサンプルプログラム(ni5660 Demodulate AM VIなど)を参照してください。


 

この製品の構成に関する詳細については、関連リンクを参照してください。

追加情報

この方法が失敗した場合、いくつかの考慮事項があります。
 

  • RFSAソフトフロントパネルを使用するとデバイスを関連付けることができる場合、LabVIEWコードが正しくない可能性があります。
  • ダウンコンバーターとデジタイザの両方がMAXセルフテストに合格しない場合は、デバイスが破損しているか、個別のトラブルシューティングが必要です。
  • PXI-5660 Getting Started Guideに記載されているとおりNI 5660が取り付けられていることを確認します。
    • ケーブルは仕様に合ったトルクで取り付けておらず、損傷を受けている場合、ケーブルを交換します。
    • オシロスコープを使用してPXI-5600の10MHz ClkOutポートが10MHzクロックを適切に出力しているかを確認します。
  • NI 5600と5620が同じPXIトリガバスの位置に取り付けられていることを確認します。
     

     
    • そうでない場合は、MAXのシャーシトリガ経路設定タブを使用して、デバイスのバス間におけるトリガラインを予約します。
    • トリガ経路設定が機能しない場合は、同じバスにデバイスを移動してテストします。