解決策
独自の ECU に接続できない場合は、A2Lファイルから通信パラメーターを正しく読み取ることができていない可能性があります。これを確認するには、次の手順を実行します。
- NIサンプルファインダのツールキットとモジュール>>ECU測定およびキャリブレーション>>上級フォルダにあるMeasurement and Calibration Application.viなどのサンプルを開きます。
- 対応するパス制御器で A2L ファイルを選択します。
- プロトコルとインターフェースを選択します。
- Change conn parameters?のブール制御器をTrueにします。
- サンプルプログラムを実行します。
ダイアログ ボックスがポップアップ表示され、A2L ファイルから読み取られた接続パラメータが表示されます。正しい設定を確認し、正しくない設定があった場合にはこれを修正してから、
適用をクリックします。その後、サンプルプログラムは正常に実行されるはずです。
独自のアプリケーションをプログラムする場合は、
MC ECU Open.viまたは
ECU Select.viの後に適切な
MC Set Property.vi呼び出しを実行することで間違って読み取られた接続パラメータを手動で設定します。
バックグラウンド:接続パラメーターを指定する A2L ファイル セクションは、製造元に大きく依存します。ほとんどのケースをカバーすることに努めていますが、正しく読み取れない A2L ファイルが見つかることがあります。この製品の改善にご協力いただける場合は、A2L ファイルのコピーと、どのパラメーターが正しく読み取られていないかに関する情報を
NIまでご連絡 ください。 A2L ファイルは秘密厳守で取り扱います。