解決策
自動指標付けトンネルが有効の場合 自動指標付けトンネルが無効の場合
トンネルの中に小さな角括弧がある場合は、自動指標付けが有効になっていることを意味します。この設定は、Forループにワイヤを配線したときのデフォルト設定です。Forループの入力端子に配線されている配列で自動指標付けを有効にすると、LabVIEWはカウント端子をその配列のサイズに設定するため、カウント端子を配線する必要はありません。
Forループは通常、各配列要素を処理する目的で使用されるため、Forループに配線される配列では自動指標付けがデフォルトで有効になっています。配列の要素を個別に処理する必要がない場合は、自動指標付けを無効にしてください。自動指標付けを無効にすると、Forループは1反復につき1つの要素を処理するのではなく、配列内のすべての要素を一度に処理します。
同様に、配列出力トンネルで自動指標付けを有効にすると、出力配列はループが反復するたびに新しい要素を格納します。したがって、自動指標付けされた出力配列のサイズは反復回数と常に等しくなります。出力トンネルで自動指標付けを無効にすると、各反復からの要素ではなく、最終反復からのデータ値を出力します。この設定を変更するには、トンネルを右クリックし、
指標付け不使用または
指標付け使用を選択します。
自動指標付けは、Whileループに配線するときや配線を外すときにはデフォルトで無効になっているので、配線トンネルは塗りつぶされた状態となります。 Whileループに入る配列の自動索引付けを有効にすると、WhileループはForループと同じ方法で配列を指標付けします。 ただしWhileループの実行回数は、特定の条件が満たされるまでWhileループが反復するため、配列のサイズによって制限されません。 さらに、出力トンネルを自動指標付けにすると、出力トンネルはループの各繰り返しから新しい要素を受け取ります。