追加情報
実行スレッドに関するメモ:
LabVIEWには5つの「実行システム」があり、各実行システムは4つの優先度にスレッドがあります。これは、実行にも使用できるユーザインターフェイススレッドを除いて、20個のスレッドを占めます。システムに搭載されているプロセッサの数に基づいて実行スレッドが割り当てられるため、デュアルプロセッサコンピュータには40の実行スレッドと上記の他のスレッドがあります。
優先度に関するメモ:
同じ実行システムに留まることが最も効率的であるため、サブルーチンVIは常に呼び出し元の実行システムを使用します。「バックグラウンド優先度」には通常、スレッドが割り当てられていません。この優先度で実行されているVIは、他に実行可能なものがない場合、次に優先度の高いスレッドを使用します。
上級ユーザは、threadconfig.viを実行してスレッド割り当て設定を調整できます。これは、コンピュータでsysinfo.llbを検索するか、このVIのファイルパスに直接移動して利用できます。デフォルトインストールでは、下記の場所に保存されています。ここでXXは、LabVIEWのバージョン番号です。
C:\Program Files (x86)\National Instruments\LabVIEW 20XX\vi.lib\Utility\sysinfo.llb\threadconfig.vi