解決策
USBデバイスと通信するためにVISA APIを使用することができます。オペレーティングシステム(OS)に関連するドライバがないUSBデバイスは、デフォルトでVISAに関連付けられます。つまり、システムにUSBデバイスを接続する場合は、VISA APIで参照できるVISAリソースとなり得ます。
VISA通信の種類は、USB計測器の種類によって異なります。2種類のUSB計測器と、その機器と通信するためのリソースを以下に示します。
USBTMC (USB Test & Measurement Class)
計測器がUSBTMCの一部と見なされるためには、USBTMCプロトコルをサポートしている必要があります。そうでなければ、USB RAWカテゴリにまとめられます。
デバイスがUSBTMCの場合、それはGPIB計測器とまったく同じように動作します。USBTMCデバイス
USB RAW
計測器がUSB RAWの場合は、通信方式がNI-VISAでサポートされていることを確認します。どのUSB計測器でも、転送手法が4つに分類可能です。すなわち、バルク(Bulk)、制御(Control)、割り込み (Interrupt)、アイソクロナス(Isochronous)です。NI-VISAドライバは、バルク、制御、および割り込み転送をサポートしています。
ナショナルインスツルメンツ(NI)のサンプルファインダには、バルク、制御、および割り込み転送を示す3つのサンプルプログラムがあります。それらを参照する方法は、以下のとおりです。
- LabVIEWでヘルプメニューからサンプルを検索...を選択します。
- サンプルファインダが開いたら、ハードウェア入力と出力>>VISAの順に選択すると、下記のサンプルが見つかります。
- USB RAW - バルク
- USB RAW - 割り込み
- USB RAW - 制御
詳細については、NI-VISA USB RAWモードを使用してデバイスと通信するには?を参照してください。