解決策
ヌルモデムケーブルは、一般にはクロスケーブルと呼ばれています。2つのシリアルデータ端末装置(Data Terminal Equipment; DTE)との間で、モデムやデータ回線終端装置(Data Communications Equipment; DCE)を介することなく、相互通信するために用いられます。 ヌルモデムケーブルでは、送信デバイスの送信(TX)ラインは受信デバイスの受信(RX)ラインに信号が経由されます。同様に、受信デバイスの送信ラインは通信デバイスの受信ラインに信号が経由されます。ヌルモデムケーブルには、一般的に2つの種類があります。
シンプルヌルモデムケーブル
2つのデバイス間でハンドシェイクを可能にするには、あるデバイスの送信要求(RTS)ピンを他のデバイスのClear to Send(CTS)ピンに接続する必要があります。
ハンドシェイク付きヌルモデムケーブル
ストレートケーブルは、データ通信装置(Data Communications Equipment; DCE)とのインタフェースに使用する必要があります。 この場合、TX-RXピンとRTS-CTSピンはクロス接続されていないため、ストレートという用語が使用されています。
ストレートケーブル