IMAQdxを使用して構成ファイル(.icd)をプログラム的にロードまたは保存する

更新しました Oct 17, 2022

使用製品

ドライバ

  • Vision Acquisition Software
  • NI-IMAQdx

問題

カメラの各属性をプログラム的に取得および設定できることはわかっていますが、複数の属性を含むカメラ構成ファイル全体(.icd)をプログラム的にロードまたは保存するにはどうすればよいですか?

解決策

IMAQdxを用いてFireWire、Gigabit Ethernet、GigE Vision、またはUSB 3.0ビジョンカメラに構成ファイルを読み取るには、IMAQdx Read Attributes VIを使用します。
 

カメラを初めてコンピュータに接続すると、その構成ファイルがカメラから抽出され、<Shared Documents>\National Instruments\NI-IMAQdx\Dataに保存されます。ファイル名には、カメラの製造元、モデル、シリアル番号を含める必要があります。そのため、複数のカメラがある場合はファイルを識別できます。また、ファイルの拡張子は.icdです。このファイルを開いて、Microsoftメモ帳などのテキストエディタで属性を編集できます。目的の属性値でファイルを保存したら、下図に示すように IMAQdx Read Attributes VIにこのファイルへのパスを指定します。



 

現在のカメラ設定をファイルに保存するには、IMAQdx Write Attributes VIを使用します。



 

追加情報

存在しないicdファイルを指定すると、エラー -1074360288が発生します。


エラーコード -1074360288がIMAQdx Read Attributes.viで発生

考えられる理由:
カメラファイルが無効です。