解決策
アナログ入力デバイスの分解能はA/D変換器によって決まります。これはデバイスによって検出される最小変化として定義されます。USB-6008やUSB-6009で入力電圧レンジを20 V (+/-10 V) とすると、検出できる最小変化はそれぞれ下記のようになります。
USB-6008:
20 V/(2^12) = 4.9 mV
USB-6009:
20 V/(2^14) = 1.2 mV
確度仕様は、実際の電圧に計測時のノイズや温度ドリフト、A/D変換器でのゲイン誤差やオフセット誤差などの要因を加えて表現されます。分解能の仕様(ビット数)は確度には直接影響しておらず、測定できる間隔を表現しています。USB-6008、USB-6009のどちらの製品も同じ確度仕様で同じレンジで計測されますが、入力信号の分解能はUSB-6009のほうが4倍高いです。